貴重品は自宅で保管していれば安心と思う人も多いですが、自宅で空き巣や泥棒の被害に合うケースも少なくありません。また、空き巣や泥棒や貴重品を奪われるだけでなく、遭遇すれば命の危険やまた被害に合うのではないかという不安な日々を送らなければならなくなります。今回は、空き巣・泥棒はどのような手口で侵入するのか、自分でできる防犯対策やおすすめの防犯グッズを紹介します。空き巣・泥棒の手口を理解した上で防犯対策をし、自宅を守りましょう。
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空き巣・泥棒は身近な問題
「空き巣・泥棒はお金持ちの家しか入らない」と考えている方もいると思いますが、空き巣・泥棒は身近な問題なんです。2020年、警視庁の調べによりますと令和元年に発生した空き巣・泥棒の数は1年間で2万8936件発生しています。10年前に比べたら半数以下となっていますが、不況が続いている中、休業している店舗や自宅への空き巣・泥棒被害も多く確認されています。空き巣・泥棒は他人事と思わずに、しっかりと理解や対策をしておきましょう。
空き巣・泥棒が狙っている家
次に空き巣・泥棒が狙いやすい場所についてご紹介します。空き巣・泥棒は大きく分けて5つの場所に訪れます。
【空き巣・泥棒が狙っている家1】人通りが少ない一軒家
人通りが少ない場所に立っている一軒家は、犯行後の足取りがつかないですので空き巣や泥棒が入りやすくなっています。
【空き巣・泥棒が狙っている家2】死角が多い場所
2つ目は死角が多い場所にある家です。マンション・一軒家問わず、木が茂っている所や外壁の近くに雨どいがある場所は、足場になることや隠れやすい理由から空き巣や泥棒が多くなっています。
【空き巣・泥棒が狙っている家3】深夜や朝方に頻繁に不在な場所
深夜や朝方に不在になる場所も空き巣・泥棒が狙いやすい場所です。深夜に不在の人は、自宅に電気がついていないことや車がないことで分かります。そのため、空き巣・泥棒も下調べをした上で計画的に入られてしまうんです。深夜や朝方に頻繁に不在になる人は特に防犯対策を徹底しましょう。
【空き巣・泥棒が狙っている家4】窓ガラスが開いている家
空き巣・泥棒が最も侵入する場所が窓ガラスです。マンションの上層階でも、上の階から侵入されるケースがあります。窓ガラスは割られるケースがあるくらいですので、開いている家は特に侵入しやすいです。
【空き巣・泥棒が狙っている家5】女性の1人暮らし
女性の1人暮らしは、犯人と遭遇しても犯人が逃げられるため、特に空き巣・泥棒が入りやすいです。また、貴重品などの窃盗だけではなく、下着泥棒などの被害もあります。女性の1人暮らしと分からない環境を作ることも大切です。
空き巣・泥棒の侵入を防ぐために心がけておくべき防犯対策5選
空き巣・泥棒の侵入を未然に防ぐために、どのような対策があるのでしょう。今回は、普段から心がけておく特に重要な5つをご紹介します。
【空き巣・泥棒の防犯対策1】戸締りを徹底し、合鍵の保管に注意
1つ目の防犯対策は、戸締りの徹底です。ゴミ出しも含め、少しの外出でも戸締りを徹底しましょう。玄関の鍵は、簡単に開く鍵だと玄関の鍵を開けられる可能性があります。賃貸ではできませんが、持ち家の場合は防犯性の高い鍵やピッキング・こじ開け防止にガードプレートを取り付けるとさらに安心です。
また、戸締りは玄関だけではありません。空き巣・泥棒は窓からの侵入も考えられます。特に夏場は、窓ガラスを網戸にしているケースもありますので、外出時は窓ガラスの施錠も徹底しましょう。窓ガラスは、高層階でもベランダから侵入されるケースもありますので、どの家でも油断できません。窓ガラスは割って侵入される可能性もあります。窓ガラスの戸締りは、二重ロックや可能であれば防犯フィルムをしていると施錠に時間がかかり、空き巣・泥棒が諦める可能性もありますのでおすすめです。
この他に、戸締りを行う上で重要なのが合鍵の保管です。合鍵を目立つ場所に置いておくと、合鍵を盗まれて事前に合鍵を作られることもあります。最低限の鍵しか持たないのはもちろん、合鍵の保管も目の届かない場所に保管することをおすすめします。
【空き巣・泥棒の防犯対策2】空き巣・泥棒が侵入されにくい環境づくり
空き巣や泥棒が侵入されにくい環境作りをすることも大切です。空き巣や泥棒は、高い塀や人目の付かない場所を好みます。持ち家の人限定ですが、自宅に木や高い塀があると死角ができてしまいます。木をこまめに伐採し、泥棒が入りにくい環境づくりをしましょう。
【空き巣・泥棒の防犯対策3】空き巣・泥棒を調査されていないかチェックしよう
ポストや玄関の表札付近は、泥棒が下見をしていて数字が書かれていることがあります。特にポストの郵便物が溜まっていたりカーテンがずっと閉まっていると不在であることを印象付けてしまいます。カーテンの開け閉めはもちろん、玄関やポストをこまめにチェックし、数字などのマーキングしてあれば、その都度消すようにしましょう。玄関にセンサーライトをつけておくと、空き巣・泥棒も驚いてマーキングをしなくなる可能性があります。
【空き巣・泥棒の防犯対策4】夜間外出が多い人はライトをつけておこう
夜間、外出をすることが多い人は、空き巣や泥棒にもチェックされている可能性があります。玄関の電気をつけて外出すると、自宅にいると思われますので、防犯対策にもなります。夜間外出が多い人は、玄関の電気もしくは、リビングの電気をつけておくと防犯対策になります。
【空き巣・泥棒の防犯対策5】女性・高齢者の1人暮らしと分からない環境づくり
女性や高齢者の1人暮らしは危険です。カーテンの色をピンクなどの女性らしい色をしていると女性の1人暮らしとバレる可能性があります。カーテンの色は男女問わず使える色にすると防犯対策になるでしょう。また、自宅に訪れる工事の業者と偽って自宅に侵入し、空き巣や泥棒の事前調査をされる可能性があります。工事を依頼する場合は、安心できる業者に依頼することはもちろん、工事の間は人に一緒にいてもらうか、男性物の衣類や靴を置き、男性もいることを周りにアピールしておくと空き巣や泥棒の侵入を防げます。
空き巣・泥棒の侵入を防ぐおすすめグッズ
空き巣や泥棒の侵入を防ぐグッズも、ホームセンターやインターネットで販売されていますのでご紹介します。
【空き巣・泥棒の侵入を防ぐおすすめグッズ1】センサーアラーム
1つ目に紹介するのが、窓ガラスを開けると大音量で警報をならす薄型ウインドウアラームです。窓に貼るだけで簡単に取り付けができるほか、ガラスの割れや衝撃音でも防音がなります。誤作動も少なく、ボタン電池1つで取り付けられることとオンとオフが簡単に切り替えられることから、賃貸はもちろん誰にでも利用が可能です。
サイズ | 本体:約H9.3×W3.3×D0.8cm マグネットサイズ:約H3.2×W1.1×D0.9cm |
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重量 | 約29g(マグネット、電池含む) |
素材 | ABS |
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【空き巣・泥棒の侵入を防ぐおすすめグッズ2】補助錠
2つ目に紹介するのが、ドアのすき間に取り付けるだけで簡単に閉められるガードロック外開き一枚扉用留守わからん錠です。ガードロック外開き一枚扉用留守わからん錠は、窓や扉のすき間に取り付けるだけで、ロックされる優れものです。玄関の二重ロックの代わりとして賃貸の家でも利用できます。このほかにも、自宅の扉の形状に合わせて、種類が選べるのも魅力的です。
サイズ | ロック本体:86×57×44 取付金具:40×151×27 |
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素材 | ロック本体:亜鉛合金製(塗装仕上げ) シリンダー部:真鍮製(クロームメッキ仕上げ) 取付金具&取付プレート:ステンレス製 キー:真鍮製(ニッケルメッキ仕上げ) |
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【空き巣・泥棒の侵入を防ぐおすすめグッズ3】センサーライト
最後に紹介するのが、LEDセンサーライトです。LEDセンサーライトは、壁や柱に取り付けて使うもので、人を検知するとライトが自動的に光ります。暗い場所に設置しておくと不審者が来た場合、10m以上照らしてくれますので、防犯対策にもおすすめです。
サイズ | W180xD157XH143cm |
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重量 | 1kg |
付属品 | クランプセット×1、クランプベ一ス取付けビス×2、樹脂アンカ一セットx2、L型ボルトx1、取扱説明書x1 |
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まとめ
空き巣・泥棒に1度入られたら、入りやすい家として2度・3度続く可能性も高いです。防犯意識を高め、日頃よりこまめな戸締りや郵便ボックスのチェックなどを行いましょう。