賃貸の防犯対策は部屋選びが重要

防犯特集
防犯特集

賃貸の防犯対策はお部屋選びの段階でスタートしてます。防犯性の高い賃貸住宅を選ぶ必要があります。

こんな質問に回答します!

  • 来年から1人暮らしを始めます。賃貸物件の部屋選びについて教えてください。

この記事では1人暮らしを経験した筆者はじめ、女性の1人暮らし経験のある妻の意見を参考に執筆しています。どういった点に気をつければ後々、後悔しないかを本記事にまとめています。

     

    ※このサイトは広告が含まれております。リンク先の他社サイトにてお買い求めの商品、サービス等について一切の責任を負いません。

    スポンサーリンク

    侵入窃盗の手口は?空き巣がNo.1

    知っていますか?侵入窃盗は空き巣がもっとも多いことを。

    • 就寝時に侵入する窃盗を「忍び込み」
    • 在宅時に侵入する窃盗を「居空き」

    と言いますが、空き巣は「忍び込み」4倍。「居空き」の13倍です。つまり、空き巣が圧倒的に多いのです。空き巣は留守を狙われ侵入します。防犯対策がしっかり行われていないため起こるものです。また、集合住宅への侵入手段をみると、無施錠を狙われるのが最も多いです。窓ガラスを割って侵入する手口(ガラス破り)と比べると2倍前後の差です。侵入手口は空き巣がもっとも多いので、しっかり施錠を確認しておくことが重要です。

     

    スポンサーリンク

    防犯性の高い賃貸物件の選び方

    「窃盗は怖い」

    誰しもが思うことです。少しでも怖い思いをしないようにするためには、防犯性の高い賃貸物件を選ぶことが重要です。防犯性の高い賃貸物件とは、どういったものなのかポイントを箇条書きしました。

    • 治安はどうなの?周辺環境の犯罪件数を確認
    • 侵入経路、見通しの良さ
    • 共有スペースは整理されているか
    • 内見でマーキングサインの有無を確認
    • 2階以上の物件
    • 大通り沿いの物件

    1つずつ解説します。

    【防犯性の高い賃貸物件の選び方1】周辺環境

    治安はどうなの?周辺環境の犯罪件数を確認

    周辺環境を確認しましょう。窃盗件数、犯罪件数、など、不動産会社へ確認するだけでなく、自分の足で歩いて実際に駅からの道は暗くないか、人通りは多いか少ないかといったことまで確認しておくといいでしょう。例え、防犯性能の高いマンションに住んでいたとしても、駅の帰り道で窃盗被害に遭う可能性も考えられます。

    侵入経路、見通しの良さ

    空き巣の発生しやすい環境要因に「人気の少ない環境」が挙げられます。物件が見通しの悪い場所にあると、空き巣に狙われる確率が高まります。例えオートロック、防犯カメラを設置していても、裏口や非常階段などを利用して侵入してくる可能性もあります。見通しが良く、無施錠の場所がないかまで内覧する際に確認しておいた方が安心です。

    共有スペースは整理されているか

    共有スペースが乱雑に物が置かれている場合は、入居者のモラルが低いと考えられます。つまり、侵入する隙が作られやすい環境になりやすいのです。ゴミ捨て場、駐輪場などはしっかりと確認しましょう。

     

    【防犯性の高い賃貸物件の選び方2】物件

    物件についてです。

    内見でマーキングサインの有無を確認

    マーキングサインとは空き巣が、その家の住人がどういった生活をしているかを記録するために記載するメモです。郵便受け、表札、ガスメーター、玄関などに記号などでメモされ、侵入するタイミングを伺っています。マーキングサインがある=住居侵入被害を受けた可能性が高いため、内見時、しっかり確認しましょう。

    2階以上の物件

    2階より1階の方が侵入被害に遭う危険性は格段に上昇します。もし、初めての女性の一人暮らしなら、2階以上の物件を選んだ方が良いでしょう。階が上がるにつれて、GL(地上)から覗き見されづらくなります。階は高ければ高いほど、覗き見されづらさは高くなります。

    大通り沿いの物件

    侵入手口を1つ紹介します。女性にとってはコワイ話かもしれません。薄暗い人気の少ない小道をとおり駅から帰宅していた女性の話。駅から後を着いてきた男性は、さも同じマンションに住む住人を装い共同玄関のオートロックに共に入りました。そして、エレベーターへ一緒に乗り込み、下階で降りていきました。自室に到着しドアを解錠した時、背後に誰かいて口を抑えられて……こんなドラマのような話、ある訳ないと思っているかもしれません。ですが実話です。この被害を受けた女性のように、空き巣は静かで暗闇を好みます。人気は少なければ少ないだけ空き巣に入られる被害は高まると認識しておきましょう。

     

    スポンサーリンク

    防犯力を高める賃貸物件設備4選

    今度は賃貸物件の設備面についてです。1つずつ解説します。

    【防犯力を高める賃貸物件設備1】防犯カメラ

    防犯カメラは、新しく建設されているマンションやアパートにはオプションで設置されている物件が多くなっています。犯行に及ぶのを躊躇される抑止効果が防犯カメラにはあります。例えダミーの防犯カメラでも一定の効果があります。

    【防犯力を高める賃貸物件設備2】オートロック

    オートロック付きマンションだから絶対に安心とは言いませんが、オートロック付きマンションの方が侵入しづらくなったのは、間違いありません。オートロック付きを基準に選ぶ基準の1つです。

    【防犯力を高める賃貸物件設備3】モニター付きインターホン

    モニター付きインターホンは効果があります。なぜなら、来客者と接することなく対応できるからです。もし、出たくなかったら居留守すればいいだけです。訪問者が友人、知人、宅急便、見ず知らずの不審者なのか接触せずに済みます。

    【防犯力を高める賃貸物件設備4】ディンプルキー

    ディンプルキーはピッキングに強い防犯性能の優れた特徴のあるカギです。丸いくぼみがいくつもあるのが特徴です。一般的なのはギザギザのあるカギで「ディスクリシンダーと呼ばれます。ちなみに、ディスクシリンダー物件であっても、追加費用を払えばディンプルキーに変更も可能です。

     

    スポンサーリンク

    おすすめ防犯グッズ

    おすすめ防犯グッズを紹介します。

    玄関ドア

    ドア用補助錠(穴開け不要)

    サディオロック 黒 カギのプロが生んだ スマートロック

    サディオロックのすごさはオート開錠機能です。ドアを閉めて設定時間を決めて、自動でロックしてくれますし、外出先から帰ってきて玄関に近づくだけで、ロック解除してくれる優秀な防犯アイテムです。取り付けは屋内のサムターン周辺に縦か横にスペースがあれば簡単に取り付けられます。デメリット面を挙げるとすれば、「Androidは利用できない」「専用アプリを開いてから「接続中」になるのに10秒前後かかる」です。ただ、オートロック開錠が高い金額をかけないで試したいという方には素晴らしい防犯アイテムです。

    重量168g
    サイズ
    ロックタイプキーロック

    賃貸の防犯対策グッズをAmazonのおすすめ順で確認する

     

    ピッキング対策 交換用シリンダー

    美和ロック U9シリンダー LIXタイプ 2個同一セット

    ピッキングに強いシリンダーに交換することでピッキング防止対策になります。ピッキング対策にロータリータンブラーとロッキングバーを採用。防犯性能を向上させます。ネットで鍵本体取替なんて大丈夫?と疑問に思うかもしれませんが、レビューを読んでも取り付けは簡単。説明書も付いていますが、取付動画をみながら行えば10分程度で取り付けできるとのことでした。コスト面を考えても業者を入れずできるので大幅コストカット。

    重量
    サイズ
    対応扉圧33~42mm

    賃貸の防犯対策グッズをAmazonのおすすめ順で確認する

     

    防犯フィルム

    凹凸ガラス専用防犯フィルム500 半透明 2077

    窓を割って侵入する際の防御策となります。

    重量約240g
    サイズ42×29.7cm×2枚
    厚み:約500ミクロン(総厚680ミクロン)
    付属品防犯シール2枚付(4ヶ国語対応防犯ステッカー)

    賃貸の防犯対策グッズをAmazonのおすすめ順で確認する

     

    窓用補助錠

    WAKI サッシ窓用ロック ワンタッチ・シマリ 3枚入り GB・大

    窓用の補助錠です。

    重量
    サイズ幅(mm):25
    長さ(mm):80
    厚み(mm):3.5
    材質ステンレスSUS304(焼付塗装)

    賃貸の防犯対策グッズをAmazonのおすすめ順で確認する

     

    センサーアラーム

    どろぼーセンサーⅡ 1160

    防犯上、「音」は効果的で侵入者の動揺を作り出し、窃盗の目的達成を阻みます。ですので、センサーアラームもあるとより効果が高まります。

    重量約40g(本体のみ)
    サイズ0.9×10×5cm
    材質ABS樹脂

    賃貸の防犯対策グッズをAmazonのおすすめ順で確認する

     

    スポンサーリンク

    安心して暮らせる賃貸暮らし|決め手は防犯設備と周辺環境

    誰しもが安心して賃貸暮らししたいと思いますよね。もしものときのために、知識と防犯対策を整えておくことで、侵入窃盗対策になります。「安心」を手にするため、日頃から行動しておきましょう。