あなたの生活をストレスなく、スムーズにしてくれるスマートロックは便利で防犯性の高いシステムです。スマートロックを設置して、生活が快適になった方は多いでしょう。しかし、システムにはエラーもあります。突然、スマートロックが閉まらなくなったら焦りますよね?
この記事では、スマートロックが閉まらなくなった場合に備えて、原因と対処方法についてまとめています。
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スマートロックの不具合の原因と対処方法
スマートロックが閉まらないと、壊れたの?取り替えないといけないの?と思いますよね。しかし、不具合の原因によっては、自分で直すこともできるんです。まずは、慌てずに不具合の原因を探ってみましょう。
原因① カードキー、暗証番号などの解錠方法を試しても反応しない
電池切れ
いつも通りに解錠しても反応しない場合は、スマートロック本体の電池切れを疑いましょう。電池が切れていただけなら、電池交換で問題は解決します。電池が完全になくなっていなくても残りが少ない状態の可能性もあります。スマートロックの電池は、単3単4などの一般的なものを使用しているものもありますが、角型電池などの特殊な電池を使用しているものあります。とっさの時に手元にないと交換できませんので、事前に確認してストックしておきましょう。
また、電池残量が少なくなると知らせてくれる機能がありますので、その場合は早めの交換を心がけましょう。そのまま放置していると、突然電池切れになって締め出しを食らうことになりますよ。
カードキーの破損
電池が切れていないにもかかわらず反応しない場合は、カードキーの破損を確認しましょう。カードキーは熱に弱いという特性があります。暖房器具の近くや高温になった車内に放置していると、熱で磁力を失うことがありますので、注意しましょう。
対処方法
カードキーには磁気タイプとICチップタイプの2種類があります。カードキーをかざしても反応がない場合は、磁気不良であることが原因です。見た目には特に破損は見受けられませんので、気付くのが難しいです。磁気カードは、熱、水に弱く、財布の中で他のクレジットカードなどの影響を受けやすいので、管理には注意が必要です。一度弱くなった磁気は元に戻らないので、新しいカードキーを発行するしか方法はないようです。
暗証番号のリセット
暗証番号を他の人がリセットした可能性はありませんか?暗証番号の変更を伝え忘れているケースも稀にあります。その場合は、正しい暗証番号を入力すれば問題解決です。スマートロック本体が長期間作動していない時は、暗証番号のメモリー部分にも通電しないことになり、リセットされてしまうことがあります。
対処方法
もし暗証番号を忘れてしまった場合は、落ち着くことから始めましょう。慌てれば慌てるほど、思い出しにくくなります。もう一度普段通りの行動を取るなど、深く考えずにいつものルーティンをこなすことで案外、スッと思い出したりします。共有している人がいる場合は、暗証番号を教えてもらうことで解決します。勝手に暗証番号を変更していることも無きにしも非ずですので、確認してみましょう。正しい暗証番号を入力しても駄目な場合は、暗証番号リセットする必要があります。リセット方法は、機種により異なります。主な機種は、指定されたボタンを長押して解除するパターンが多いようです。
原因② 反応するのに鍵が開かない
本体の故障
スマートロックの解錠音がなって作動しているけれど、鍵が開かない場合は、スマートロック本体の故障が疑われます。
対処方法
スマートロック本体の故障は、メーカーに修理依頼する必要があります。本体を素人が分解することはおすすめできません。スマートロックは精密機器ですので、専門の知識が必要です。ほとんどのスマートロックは、メーカー保証があります。まずは、メーカーに問い合わせてみましょう。保証修理期間内であれば、無償修理してもらえることもあります。
建物の歪み
建物やドアの歪みが発生している可能性もあります。その場合は、物理的にスマートロックを取り外して、新しいものに取り替える必要があります。ドア自体の交換も必要になることもあります。無理に取り外してさらに破壊してしまう恐れもあるので、業者に依頼することをお勧めします。
対処方法
ドアに歪みが不具合の原因になっている場合は、ドアを取り替える必要があります。古いドアを外して、枠だけを残し、新しい枠をその上から取り付け、新しいドアをつけるという工事が発生します。これは素人には難しい作業です。専用の工具必要ですので、しっかりとしたリフォーム業者に依頼しましょう。建物自体に傾きや歪みがある場合は、もっと本格的なリフォーム工事が必要になります。業者に依頼する際は、見積もりをとり、建築業許可証を取得している信頼できる業者を選びましょう。
原因③ 鍵が閉まらない
本体の故障
スマートロックはオートロック機能がついているものが多いです。しかし、ドアが閉まっているのに、鍵が閉まらない場合は、スマートロック本体の故障が疑われます。
対処方法
まずは、電源の確認をしましょう。もし、電源が切れていたらオンにして様子を見ます。ドアの周りに障害物となるものが置かれていませんか?センサーが反応する箇所に物があると、感知して正常に作動しない場合があります。鍵自体が下りたままになっていないか確認しましょう。下りたままでは、ドアは閉まりません。以上のことをチェックしても鍵が閉まらなければ、専門の業者に依頼しましょう。
建物の歪み
建物、ドアの歪みが原因だとも考えられます。この場合は、スマートロックの取り替えが必要です。その際に建物などの歪みがないか業者にチェックしてもらいましょう。
対処方法
ドアに歪みが不具合の原因になっている場合は、ドアを取り替える必要があります。古いドアを外して、枠だけを残し、新しい枠をその上から取り付け、新しいドアをつけるという工事が発生します。これは素人には難しい作業です、専用の工具必要ですので、しっかりとしたリフォーム業者に依頼しましょう。建物自体に傾きや歪みがある場合は、もっと本格的なリフォーム工事が必要になります。業者に依頼する際は、見積もりをとり、建築業許可証を取得している信頼できる業者を選びましょう。
おすすめの業者
朝日住宅リフォーム、東京ガスリノベーション、パナソニックリフォームなどは、担当者の対応、仕上がり、保証、料金などで満足度が高い業者のようです。念のためですが自己責任でお願いします。
原因④ エラー表示が出た・アラームが鳴っている
スマートロックにエラー表示が出たり、エラー音が鳴っている場合は、本体の説明書を確認しましょう。エラー別の対処方法を確認することで、原因によっては自分で対処できるかもしれません。スマートロックは簡単に自分で後付けできるため、取り付けの際の不備でうまく作動しないこともよくある原因の一つです。
取り付け当初はいい位置に設置されていたけれど、日々の使用でずれてきたり歪んだりしてうまく鍵と噛み合わなくなることもあります。そういう場合は、改めて正しい位置に設置し直すだけで不具合が解消されるケースもあります。
まとめ
この記事では、スマートロックが閉まらない場合の原因と対処方法をお伝えしました。スマートロックは便利な反面、通常のシリンダー錠と比べると不具合や故障が起こりやすくなります。単なる電池切れや位置のずれなどは、簡単に自分で対処できます。本体の故障の場合は取り替えが必要になりますが、こちらも自分で設置できます。本体の問題ではなく、建物やドアの歪みなどが原因の場合は、リフォーム業者などに依頼が必要です。
スマートロックは電池で作動するため、電池切れには特に注意が必要です。また、鍵となるデバイスの充電も確認しておきましょう。電池交換の表示が出たら、早めに交換しておくことが不具合を防ぐポイントになります。