この記事では電子錠の取り付け方法を紹介します。
自宅のカギを電子錠に交換しようと思っても、工事費用が高くつくのは嫌ですよね。それに工事業者と工事日の打ち合わせもしなくてはなりません。これもなんだか面倒です。でも大丈夫です。そんなときは自分で交換してしまえばいいんです。そこでこの記事では電子錠を自分で設置する方法について徹底解説します。
本記事で紹介する取り付け方法はあくまで一例です。必ず購入前・作業前に使用する機種の設置方法について確認してください。
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電子錠の設置方法
「電子錠を自分で設置するなんて無理だよ。」と思う方もいるかもしれません。確かにドアの工事と考えてしまうと敷居が高く感じてしまいますよね。でも、実際は思ったよりずっと簡単に設置できるんです。普段、工作や日曜大工をやらない方でも大丈夫です。手順をしっかり守って、きれいに取り付けましょう。最近では比較的安価な電子錠も販売されていますし、自分で取り付けてしまえば余計な工事費用もかかりませんので、低コストで電子錠の設置が可能です。では、早速具体的な取り付け方法についてご説明しましょう。
【電子錠の設置方法①】両面テープ
「え、貼り付けるだけでいいの?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。実は、テープを貼り付けるだけで簡単に設置ができる電子錠もあります。たとえば山本商事の「LOCKEY」は特殊な粘着テープで、女性の一人暮らしや工事での出来ない賃貸でも簡単に取り付けが可能です。そうはいっても、どんなドアにでも絶対に貼り付けられるというわけではありません。機種によって注意事項が異なりますので、購入前に確認しましょう。
電子錠を貼り付けるときの注意点
ドアのどこにでも設置できるタイプの場合は、設置場所のマーキングはずれていないか、本体以外に設置する補助具などのスペースは十分かといったところまで確認しましょう。設置のズレを直すのは大変なのでマーキングはかなり重要です。また、サムターンに設置するタイプの電子錠の場合も同様で、サムターンの周囲に十分なスペースが必要です。チェックポイントは以下の3つです。
- ドアノブまでの距離
- 外枠までの距離
- サムターンのサイズ
スペースの確保とサイズの確認、この2つが重要です。特に注意したいのは、電子錠本体が設置スペースギリギリの大きさの場合です。実際に設置してみたら十分なスペースが確保できず、結局買いなおす羽目になりかねません。また、室内に設置するタイプなら、リモコンやスマートキー、スマホの操作が有効かどうかを確認しましょう。たとえば、無線接続できるイヤホンを接続したままドアを閉めて、音が聞こえるか確認するなど、いくつかの機器で試してみましょう。電波の受信状況は実際に取り付けてみないとわからないポイントです。可能なら事前にメーカーや業者に相談して確認してみましょう。
【電子錠の設置方法②】簡単工事
「欲しい電子錠がドアの外側にも機器を設置するタイプで、工事をしないと取り付けできない。」という方もご安心下さい。実は電子錠の取り付け工事はそんなに難しくありません。ポイントはドアに穴を開けて外側と内側からはさむように設置するだけなので、しっかりと手順を守って作業すれば、誰でも簡単に設置できてしまうんです。
電子錠設置前に用意する道具
- 電子錠キットとその付属品(電池、取り付けハードウェア、説明書など)
- 電動ドリルとドリルビット
- ドライバー(ネジ回し)
- レベル
- 計測ツール(ルーラーやメジャー)
- 付属の取り付けテンプレート(製品によって提供される場合があります)
このほか必要に応じて装備を用意してください。特にドリルなどを使用するので安全対策は万全に!ホールソーや電動ドリルなどの工具は購入しなくてもホームセンターでレンタルできる場合もあります。
簡単工事の注意点
工具を使用して作業するので絶対に無茶はしないでください。また、うまく穴が開かないからといって余計な力を加えるのもNGです。
最低限注意すること
- 軍手をつけて作業しましょう
- 電動工具の取り扱いは慎重に
電子錠の設置作業
次にいよいよ取り付け作業です。細かな手順は機種によって違うのであくまでざっくりとした目安として考えて下さい。
設置の作業手順
- 設置箇所をよく確認しながら同梱されている型紙などを当て、穴を開ける箇所に印を付ける。
- ホールソーを印に合わせ、穴を開ける。
- 室外機を穴に通す。
- 内側に設置するバックパネルに室外機のコードを通し、ネジで止める。
- 室外機をネジで止める。
- ドアの枠にストライクを取り付ける。
- 完成!
ドアに穴をあけて、挟み込むように室外機と室内機を取り付ければOK!といった感じです。やってみると案外簡単にできるので、興味のある方は是非トライしてみて下さいね。もちろん無理は禁物なので、作業の得意な方に頼んでみるか、業者さんに依頼するのが安全です。
まとめ
電子錠の設置と聞くとなんとなく大掛かりな工事が必要なイメージを持っている方もいたかと思いますが、実際は個人で簡単にできる商品が大半です。特に貼り付けるだけの電子錠は作業らしい作業もないので非常に簡単に導入できるんです。注意したいのは貼り付けが可能な材質かということですね。せっかく買っても剥がれてしまっては意味がありません。事前にメーカーに確認しておきましょう。
また、ドアの歪みや建付けが悪い場合は注意が必要です。電子錠は正しく動作しないとドアが開かなくなったり、逆に閉まらなくなる場合もまります。正しく設置するためにもチェックしておくと安心ですね。簡単に設置が出来て従来の鍵よりも遥かに防犯性能に優れた電子錠をぜひあなたのご自宅にも導入してみてはいかがでしょうか。