この記事では『指紋認証式』の電子錠について紹介しています。
「指紋認証式の電子錠を導入したいけど、どんな製品があるのかよくわからない」という方はいらっしゃいませんか?『指紋認証式』の電子錠はSF映画などではおなじみの生体認証システムの一種ですが、まだまだそれほど普及していません。もしかしたら実際の製品のイメージがあまりわかないかもしれませんね。
この記事ではそんなあなたのために、『指紋認証式』の電子錠の選び方とおすすめポイントについて、実際の商品を比較しながら徹底解説していきます。
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『指紋認証式』 電子錠 2選を徹底比較!
ここではおすすめの『指紋認証式』電子錠2機種をピックアップして紹介しています。仕様や特徴が異なるので、用途に合わせた機種を検討してください。
エピックの電子錠「POPscan」
電子錠メーカー大手のエナスピレーション(エピック)が販売する電子錠が「POPscan」です。
「POPscan」のオススメポイントは登録可能な指紋数が非常に多いことです。
最大で100指まで登録可能です。一般家庭はもちろん、オフィス・店舗のような人の出入りの多い場所でも高い防犯性能を発揮できます。
また、ワンタイム暗証番号もあるので、ゲスト利用にも対応可能です。
商品名 | メーカー名 | オートロック機能 | 解錠方法 | 対応ドア | 電源 |
---|---|---|---|---|---|
POPscan | エナスピレーション | ○ | 暗証番号、指紋認証 | 開き戸 | 電池 |
「GATEMAN F10」
韓国の電子錠メーカーiRevoの正規日本総販売代理店、東邦金属工業が販売する電子錠が「GATEMAN F10」です。
「GATEMAN F10」のオススメポイントは各種警報機能が充実していることです。
バールなどに拠るこじ開けや室外機本体への攻撃に対して大音量の警報がなります。これは30分間持続し、登録している暗証番号や指紋で解除する必要があります。
火災などで本体内蔵の温度センサーで気温が60℃前後になった場合も、警報が鳴り、自動解錠されるのでいざという時も役立ちます。。

また、スタンガンで電子錠本体に高電圧をかけて強引に解錠することを防ぐ回路を使用しているので、侵入者対策にも優れています。
商品名 | メーカー名 | オートロック機能 | 解錠方法 | 対応ドア | 電源 |
---|---|---|---|---|---|
GATEMAN F10 | 東邦金属工業 | ○ | 暗証番号、指紋認証 | 開き戸 | 電池 |
『指紋認証式』電子錠をおすすめする理由
ここでは『指紋認証式』の電子錠をおすすめする理由(メリット)を3つご紹介します。
① カギを持ち歩かなくても良い
カギを持ち歩く必要も暗証番号を覚える必要もありません。指をタッチしてボタンを押すだけでカギを開けることができます。例えば、ごみ捨てに出て戻って来たらオートロックでカギが閉まっていた、というときも安心です。
② セキュリティレベルが高い
指紋情報の複製は非常に困難です。ですので、指紋認証式の電子錠は、他の解錠方式の電子錠よりもかなりセキュリティレベルが高いと言えます。

指紋情報が上手く読み取れなかった場合は閉め出されるリスクがありますので、暗証番号を併用することをオススメします。
③ 『指紋認証式』電子錠は操作が簡単
指を読み取り部分にタッチしてボタンを押すだけですから、子どもでも簡単にカギを開けることができます。また、子どもにカギを持たせないで済むので、そうした面での防犯にも優れています。

セキュリティと簡単な操作が両立された解錠方法ですね。
『指紋認証式』電子錠の使い方
指を電子錠の指紋読み取りリーダーにタッチし、指紋を読み取らせることでカギを開けることができます。
たとえば東邦金属工業の「GATEMAN F10」は、登録した指で機器上部のフタを上にスライドさせると中に指紋読み取りリーダーがあります。そしてそのまま指紋を読み取らせることで、カギを開けることができます。
また、エナスピレーションの「POPscan」はタッチパネルの白いストライプをタッチすると、指紋読み取りリーダーが出てきます。出てきたリーダーに登録した指をタッチし、指紋を読み取らせることでカギを開けることができます。

どちらも操作がすごく簡単ですね。たったこれだけの操作でカギを開けることができるというのですから驚きです。
ただし、登録した指に傷を負ってしまったり、ヨゴレが付いているなど、指紋情報の読み取りを阻害する原因があると、正常に動作しない場合がありますので注意しましょう。
まとめ
『指紋認証式』の電子錠は、カギを持ち歩く必要がなく操作がとても簡単で、しかも高いレベルのセキュリティを実現できるのが最大の魅力です。万一指をケガしてしまっても、暗証番号でカギを開けることができる機種がほとんどですので安心です。
ただ、他の解錠方式の電子錠と比べると、まだまだそれほど数が多くありません。また、『指紋認証式』のセキュリティレベルは非常に高いと言えますが、指紋情報の複製は可能なのが実情ですので、万能とは言えません。
それでも、『指紋認証式』の電子錠のメリットは、他の解錠方式の電子錠にはない大きな魅力と言えます。また、種類は多くはないとはいえ、スタイリッシュで機能性にも優れた製品がそろっています。
やはり『指紋認証式』であるということが、あなたにとってどのくらい魅力的であるかが、選ぶ際の決め手になりそうですね。

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