「暗証番号やカードだけで開けることができる電子錠はちょっと心配」と感じる方はいらっしゃいませんか。そんな方も安心です、なんと複合認証方式の電子錠なら、二重ロックをかけることができるんです。
複合認証方式の電子錠は、複数の認証方式を組み合わせることによってカギを開けますので、最もセキュリティレベルの高い電子錠といえます。顔認証や指紋認証機能を搭載した機種も販売されており、主に研究施設やオフィス内で、厳重な入退室管理が必要な場所に利用されています。また、一般家庭でも問題なく使用できるので、より防犯性能が高いものを求める方に人気が高いです。
この記事では、複合認証方式の電子錠を徹底比較しながら、選び方のポイントとおすすめ商品を詳しく解説していきます。
複合認証方式の電子錠の売れ筋チェック
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複合認証方式電子錠 おすすめ2選
今回紹介するおすすめの電子錠は「インターロック」「Flassa 1J」の2種類です。複合認証方式電子錠一覧も作成しましたので、あわせてご覧下さい。
複合認証方式 電子錠一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
商品名 | メーカー名 | オートロック機能 | 解錠方法組み合わせ | 対応ドア | 電源 |
インターロック | フキ | ○ | 暗証番号+ICカード | 開き戸 | 電池 |
Flassa 1J | EPIC | ○ | 暗証番号+ICカード 暗証番号+指紋認証 | 開き戸 | 電池 |
ASCA | ロックダイナミクス | ○ | ICカード+暗証番号 | 開き戸 | 電池 |
PiACKⅡ | 美和ロック | ○ | ICカード+暗証番号 | 開き戸 | 電池 |
マネージメントロック デュアルⅡ | シーズンテック | ○ | ICカード+暗証番号 | 開き戸 | 電池 |
TRUST LOCK | トラスト | ○ | ICカード、暗証番号 指紋認証、顔認証の組み合わせ自由 | 開き戸 | ACアダプター(12V/2A) |
Face Secure | ロックダイナミクス | ○ | ICカード&暗証番号 指紋認証&顔認証など20通り | 開き戸 | ACアダプター(12V/2A) |
【複合認証式電子錠 第1位】フキ「インターロック」
大手電子錠メーカーのフキが販売する電子錠が「インターロック」です。
インターロックの特徴
- リモコン付きモデルなら、室内のその場から開錠が可能
- パソコンで使用者の管理や入室履歴も確認できる
- カードと暗証番号の二重認証も可能
- 室内からはOPENボタンひと押しで開錠
複合認証式電子錠のおすすめ人気ランキング第1位は、「インターロック」です。「インターロック」のおすすめポイントはユーザーIDを大量に登録可能なことです。最大で250IDまで登録可能で、店舗やオフィスはもちろん、物件管理やマンションなどの共同扉につけることで防犯性を高めることができます。また、3種類のモードを搭載しているので、あらゆるシーンに対応できる強みがあります。
ブランド | フキ |
---|---|
カラー | – |
サイズ | 室外機:53.2mm(W) × 89.8mm(H) × 17.0mm(D) 室内機:69.9mm(W) × 128.0mm(H) × 40.5mm(D) サブボディ:69.9mm(W) × 85.5mm(H) × 40.5mm(D) |
重量 | – |
【複合認証式電子錠 第2位】EPIC「Flassa 1J」
電子錠の大手メーカー、エナスピレーションが販売する電子錠が「Flassa 1J」です。
Flassa 1Jの特徴
- 既存の扉に穴あけ加工せずに取付けが可能
- 防水IPx5準拠
- スマホから遠隔操作可能
- 防水IPx5準拠
- 履歴管理
ブランド | EPIC |
---|---|
カラー | – |
サイズ | 室外機:縦176 × 横70 × 厚22.5 mm 室内機:縦165.5 × 横70.5 × 厚55 mm |
重量 | – |
複合認証式電子錠をおすすめする3つのポイント
ここでは複合認証式の電子錠のおすすめポイント3つをご紹介します。
ポイント① セキュリティレベルが非常に高い
なんといっても複数の認証方式を組み合わせることによってカギを開けますので、セキュリティレベルが非常に高いのが最大のメリットです。例えばICカードと暗証番号の複合認証方式の場合、どちらか一方ではカギを開けることができません。どちらか一方でカギを開けることができるよう設定することも可能なので、用途に合わせた設定が可能な点もポイントです。
ポイント② 入退室者の特定が可能
例えばICカードのみでカギを開けることができる場合だと、カードの貸し借りをすることで個人の特定が難しくなります。しかし指紋認証や顔認証を組み合わせることにより、確実に個人を特定することができます。入退室管理をシビアに行う必要がある場合に有効です。厳重に管理したいオフィスや施設、それに一般家庭でも優れた防犯性能を発揮します。
ポイント③ ICカードを紛失してもコストをおさえることができる
従来では、カギを紛失したら防犯のためシリンダーの交換が必要でしたが、ICカードを利用するタイプの電子錠ならその必要はありません。紛失したICカードを無効にすれば開かなくなりますし、追加のICカードはメーカーで購入可能です。たとえばエナスピレーションの「Flassa 1J」は「暗証番号 + ICカード」または「暗証番号 + 指紋認証」の二重認証が可能で、ICカードの登録・削除が個別にできます。
また、指紋認証や暗証番号の場合はそもそも紛失の心配がないので、ICカードを持ち歩くことに抵抗があるあなたは「指紋認証 + 暗証番号」のような機種がおすすめです。ICカードは通販で販売されていますので、紛失した場合の費用はICカード単体の費用と送料のみとなります。
複合認証式電子錠の使い方
ICカードと暗証番号を組み合わせた複合認証式の場合、ICカードを読み取り部分にかざし、テンキーで暗証番号を入力したあとで、解錠ボタンを押すとカギを開けることができます。例えば、株式会社フキの「インターロック」は「ICカード+暗証番号」の組み合わせで開錠できます。
それに対してEPICの「Flassa 1J」は「暗証番号+ICカード」もしくは「暗証番号+指紋認証」を選ぶことができます。メーカーや型式によって開錠方法のバリエーションは異なるようですね。ご自身が実際に利用することをイメージして検討されるといいかもしれません。
まとめ
顔認証と指紋認証機能を搭載した複合認証方式の電子錠は、非常に高いレベルのセキュリティが要求される研究所やオフィス向けの電子錠といえます。しかし、ICカードと暗証番号を組み合わせるだけの機種も販売されていますので、様々なセキュリティレベルに合わせて選択することができます。
実際に使うのはオフィスなのか自宅なのか、そういったシーンを具体的にイメージすると必要な機能が見えてきます。逆にセキュリティが高くても使い勝手が悪くて不便といったケースもありますので、あなたが求めるセキュリティと使い方のバランを考えるのが大切かも知れませんね。